ニール・サンダース
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CD(DECCA 480 2156)
1.モーツァルト/ピアノ、クラリネットとヴィオラの為の
三重奏曲変ホ長調K498「ケーゲルシュタット」
2.ウェーバー/フルート三重奏曲ト短調Op63
3.ブラームス/ホルン三重奏曲変ホ長調Op40
メロス・アンサンブル
ジェルヴェーズ・ド・ペイエ(クラリネット)(1)
セシル・アロノヴィッツ(ヴィオラ)(1)
リチャード・アデニー(フルート)(2)
テレンス・ウィール(チェロ)(2)
ニール・サンダース(ホルン)(3)
エマニュエル・ハーウィッツ(ヴァイオリン)(3)
ラマー・クラウソン(ピアノ)(1〜3)
録音 1959年10月(1)
1965年(2)
1969年4月(3)
オーストラリアで復活したメロス・アンサンブルのアルバムです。名曲「ケーゲル・シュタット・トリオ」はジェルヴェーズ・ド・ペイエの名演が素晴らしい。クラリネット、ヴィオラとピアノという珍しい組み合わせですが、ヴィオラの響きの温かさが生きています。
ウェーバーのトリオはフルート、チェロとピアノの組み合わせです。ヴァイオリンをフルートに置き換えたようなトリオですがフルートのやわらかな響きが落ち着いた響きと明るさを出しています。
ニール・サンダースのホルンによるブラームスのホルン三重奏曲はイギリスのホルン独特のやわらかさとノンビヴラートがきれいです。第2楽章の速いテンポはデニス・ブレインを聞いているかのようなきれいな響きがあります。この演奏はこのホルン・トリオを改めて名曲と思わせるものです。第4楽章の弾むピアノとヴァイオリンがホルンを引き立てています。 |
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