ニール・サンダース

シューベルト/流れの上で
CD(DECCA 480 2157)

シューベルト/合唱&歌曲集
1.祈り D.815
2.夜の明かり D.892
3.自然の中の神 D.757
4.若者の喜び D.983
5.セレナード D.920
6.ゴンドラを漕ぐ人 D.809
7.詩篇第23篇『主は私の牧者で』 D.706D.706
8.嵐の中の神 D.985
9.天使の合唱(ゲーテの「ファウスト」より)D.440
10.流れの上で D.943
11.岩の上の羊飼い D.965
12.ます D.550
13.糸を紡ぐグレートヒェンD.118
14.ミューズの子 D.764
15.君はわが憩い D.776

  ルイス・ハルシー指揮
  エリザベサン・シンガーズ(1〜9)
  ヴァイオラ・タナード(ピアノ)(1〜9)
  ロバート・ティアー(テノール)(10)
  ニール・サンダース(ホルン)(10)
  ラマー・クラウソン(ピアノ)(10)
  スザンヌ・ダンコ(ソプラノ)(11〜15)
  ジェルヴェーズ・ド・ペイエ(クラリネット)(11)
  グィド・アゴスティ(ピアノ)(11〜15)
   録音1966年10月(1〜9)
      1969年4月(10)
      1956年1月(11〜15)

 シューベルトの合唱曲と歌曲を収録したアルバムです。ピアノとホルンを伴奏にした「流れの上で」が入っています。
 エリザベサン・シンガーズの歌う合唱曲が9曲です。「祈り D.815」はソプラノ、アルト、テノールとバスの四重唱ですがこれを合唱で歌いソロでも歌っています。セレナード D.920はアルトと合唱のための作品です。「ゴンドラを漕ぐ人 D.809」はテノールとバスが2人ずつの四重唱ですがこれも合唱で歌っています。
 「流れの上で D.943」はサンダースのホルンが美しい響きで癒されます。ロバート・ティアーのテノールも名唱です。
 「岩の上の羊飼い D.965」はソプラノ、クラリネットとピアノによる歌曲でシューベルト最晩年の1828年の作品です。ジェルヴェーズ・ド・ペイエの甘い響きのクラリネットがソプラノと対話する素晴らしさは絶品です。「ます D.550」は有名な歌曲でピアノ五重奏曲「ます」の第4楽章で主題に使われています。他の作品でもスザンヌ・ダンコのソプラノは伸びのある声が素晴らしい。


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