バリー・タックウェル

モーツァルト&ロゼッティ/ホルン協奏曲集
CD(WARNER 615669-2)

1.モーツァルト/ホルン協奏曲第2番変ホ長調
2.ロゼッティ/ホルン協奏曲変ホ長調(KaulV-39)
3.モーツァルト/ホルン協奏曲第3番変ホ長調
4.ロゼッティ/ホルン協奏曲ホ長調(KaulV-42)
5.モーツァルト/ホルン協奏曲第4番変ホ長調

  バリー・タックウェル(ホルン)
  サー・ネヴィル・マリナー指揮
    アカデミー室内管弦楽団(1、3&5)
  バリー・タックウェル指揮
    イギリス室内管弦楽団(2&4)
   録音 1971年5月17〜21日(1、3&5)
       1986年2月(2&4)

  タックウェルがEMIに録音した1971年のモーツァルトと1986年のロゼッティのホルン協奏曲から抜粋したお得なアルバムです。
  1971年にマリナーの指揮で録音したモーツァルトのホルン協奏曲は4度の全集録音の中の2度目の録音でしたが、最も華やかで音楽性豊かな演奏です。第1回目の録音よりもテンポは速くなって、しかも明るく楽天的な歌いがあり、モーツァルトを楽しんでいました。音を割って吹きまくり、モーツァルトの楽しさを教えてくれました。これほどご機嫌なモーツァルトはありません。彼の4度の録音の中でもダントツ楽しいコンチェルトです。1番を除く3曲が収録されています。
  タックウェルはロゼッティの協奏曲を3曲録音していますが。ここにはその中から2曲が収録されています。いずれも録音の少ないホルン協奏曲ですが、タックウェルのなめらかな演奏を聴くとこれらの曲がどれも名曲であることがわかるでしょう。ホルン協奏曲ホ長調(Kaul掘42)はカール・シュターミッツの版があり、シュターミッツのホルン協奏曲変ホ長調としてティルシャルなどの録音もあります。


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