ラドヴァン・ヴラトコヴィチ

カリヴォダ/ホルンと管弦楽のための序奏とロンド
CD(MDG MD G329 1387−2)

カリヴォダ/協奏曲&管弦楽作品集
1.序曲第12番Op145
2.クラリネットと管弦楽のための
     序奏と変奏変ロ長調Op128
3.ホルンと管弦楽のための
      序奏とロンド へ長調Op51
4.交響曲第3番ニ短調Op32
  ディーター・クレッカー(クラリネット)(2)
  ラドヴァン・ヴラトコヴィチ(ホルン)(3)
  ヨハネス・モエサス指揮ハンブルク交響楽団
  録音 2005年5月10〜13日

 ヤン・ヴァーツラフ・カリヴォダ(ドイツ名ヨハン・ヴェンツェル・カリヴォダ)は1801年プラハに生まれた作曲家ですが、ドイツで活躍していました。1866年に亡くなっています、響きはウェーバーの作品に近いです。クラリネットとホルンの作品も当事流行のスタイルです。
 ホルンの「序奏とロンド」はバウマンのLP録音以来待望の録音です。大変きれいな曲で、音域も広くロマンティックな作品です。ロンドがよくできています。もっと演奏されて欲しい名曲です。
 序曲第12番と交響曲第3番はウェーバーの作品を聞いているかのような親しみやすい曲です。


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