バリー・タックウェル
ミヒャエル・ハイドン/ホルン協奏曲ニ長調(1967) |
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CD(DECCA 436 222−2)
ミヒャエル・ハイドン
1.ホルン協奏曲ニ長調
2.6つのメヌエット
3.オルガンとヴィオラの為の二重協奏曲
4.ディヴェルティメント ト長調
バリー・タックウェル(ホルン)(1)
サイモン・プレストン(オルガン)(3)
スティーヴン・シングレス(ヴィオラ)(3)
ネヴィル・マリナー指揮
アカデミー室内管弦楽団(1〜3)
ウィーン八重奏団員(4)
録音 1967年5月(1、2)
1966年1月(3)
1962年9月(4)
これはミヒャエル・ハイドンの作品を集めたCDです。ホルン協奏曲以外はあんまりなじみのない作品です。特にオルガンとヴィオラのための二重協奏曲は珍しい作品です。
ホルン協奏曲は楽章構成が変わっていて、第1楽章:ラルゲット、第2楽章:アレグロ・ノン・トロッポ、第3楽章:メヌエットとなっています。曲としてはメヌエットはおまけといったもので、速いテンポの第2楽章のあとにメヌエットで終わるというのは他に例がありません。そして、このメヌエットのメロディーが単調すぎるのです。そこでタックウェルは持ち前の音楽性でかなりアドリブと装飾を施して曲を楽しいものにしています。これで生き生きとした曲になりました。この作品の録音は多いですが、この演奏は最も完成度が高いといえます。
「6つのメヌエット」は短いメヌエットが続けて演奏されます。モーツァルトのように楽しい作品です。モーツァルトの作品といわれても疑わないような名作です。
「オルガンとヴィオラの為の二重協奏曲」は3つの楽章で構成され、演奏時間30分を超える大作です。
「ディヴェルティメント ト長調」は弦楽四重奏にコントラバスが加わった五重奏の作品で、4つの楽章で構成されています。 |
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