マリー=ルイーズ・ノイネッカー

R・シュトラウス/ホルン協奏曲第1番、第2番、ブリテン/セレナード
CD(EMI  50999 7 23547 2)

1.R・シュトラウス/ホルン協奏曲第1番変ホ長調
2.ブリテン/セレナード
3.R・シュトラウス/ホルン協奏曲第2番変ホ長調
  マリー=ルイーズ・ノイネッカー(ホルン)
  イアン・ボストリッジ(テノール)(2)
  インゴ・メツマッヒャー/バンベルク交響楽団
  録音 1995年4月27日&28日(1)
      1995年9月22日&23日(2)
      1996年4月18日&19日(3)

  ノイネッカーのシュトラウス第1番は歯切れの良い演奏です。タンギングが見事です。滑らかな音はペンツェル先生仕込みでしょうか。
 ブリテンのセレナードはプロローグをしっかりと自然倍音で演奏しています。ドイツの演奏ではオピツのように自然倍音を使わない演奏もありますが、さすがにノイネッカーはそれはやりませんでした。パストラールやノクターンも見事な演奏です。なおテノールのボストリッジは2005年にバボラークのホルンで再録音しています。
 シュトラウス第2番はこれも聴き応えのある演奏でした。歌があります。そしてこの演奏ではバンベルク響の演奏がまた素晴らしいです。ロンドはさすがに見事です。改めて聞きなおしてみますととても感心するところがあります。


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