マリー=ルイーズ・ノイネッカー

ベートーヴェン、ヒンデミット/ホルン・ソナタ、他
CD(EMI TOCE-56544)

ノイネッカー/ホルン作品集
1.ベートーヴェン/ホルン・ソナタ ヘ長調
2.シューマン/アダージョとアレグロ変イ長調
3.ヒンデミット/アルトホルン・ソナタ変ホ長調
4.キルヒナー/3つのポエム
5.ブラームス/ホルン三重奏曲変ホ長調
  マリー=ルイーズ・ノイネッカー(ホルン)(1〜5)
  ラルス・フォークト(ピアノ)(1〜4)
  フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン)(5)
  ウォルフガング・サヴァリッシュ(ピアノ)(5)
    録音 1997年9月17日〜19日(1〜4)
        1996年7月3日〜5日(5)

  ノイネッカーのソロ・アルバムです。シューマンのアダージョとアレグロはライヴ録音が発売されていましたが、スタジオ盤はベートーヴェンのソナタというスタンダード作品の他に珍しいヒンデミットのアルトホルン・ソナタを録音しました。ブラームスは前年に録音されていました。
  ベートーヴェンのソナタは豪快、そして鮮やかなタンギングが新しいベートーヴェンの響きを感じます。アダージョとアレグロはライヴほどの燃え方はありませんが見事な演奏です。
  ヒンデミットのアルトホルン・ソナタは第4楽章で「ポストホルン」と題した対話を二人が冒頭で語ります。ノイネッカーの声が聴かれます。
  キルヒナーの作品はポエムとは言っても詩情豊かな作品とはとてもいえません。第1曲「嘆き」、第2曲「踊り」、第3曲「葬送のゴンドラ」からなり、第1曲「嘆き(ラメント)」は「オルフェオの嘆き」とも呼ばれテクニックを要する難曲です。
  ブラームスの三重奏曲はサヴァリッシュのピアノ、ツィンマーマンのヴァイオリンという贅沢なアンサンブルです。ノイネッカーの演奏は実に流麗で申し分ありません。アルバムの最後を飾るに相応しい名演です。


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