ブルーノ・シュナイダー

ライネッケ/ホルン三重奏曲イ短調&変ロ長調(2006)
CD(RCA SICC1280)

ライネッケ/室内楽作品集
1.オーボエ、ホルンとピアノのための
       三重奏曲イ短調Op118
2.クラリネット、ヴィオラとピアノのための
       三重奏曲イ長調Op264
3.クラリネット、ホルンとピアノのための
       三重奏曲変ロ長調Op274

  レ・ヴァン・フランセ
  フランソワ・ルルー(オーボエ)(1)
  ポール・メイエ(クラリネット)(2&3)
  ブルーノ・シュナイダー(ホルン)(1&3)
  アントワーヌ・タムステイ(ヴィオラ)(2)
  エリック・ル・サージュ(ピアノ)(1〜3)
   録音 2006年9月20〜29日

 フランスの「レ・ヴァン・フランセ」のメンバーによるライネッケのトリオです。
 1のオーボエ、ホルンとピアノのための三重奏曲イ短調はライネッケの作品としてはよく知られています。4つの楽章からなりオーボエとホルンの対話が美しい作品です。
 2のクラリネット、ヴィオラとピアノのための三重奏曲はクラリネットの甘い響きとヴィオラの渋い音が作り出す独特の響きが交わるユニークな作品です。ブラームスのクラリネット・ソナタを聞いているかのような雰囲気があります。
 3のクラリネット、ホルンとピアノのための三重奏曲はホルンの主題から始まる第1楽章はクラリネットとホルンが互いに走るような勢いのある音楽です。第3楽章:スケルツォはホルンが活躍します。シュナイダー教授のホルンは雄大な音楽を表現しています。またメイエのクラリネットの名演も見逃せないでしょう。


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