ヤチェク・スモチンスキ

宮廷の狩りの音楽/狩人の合唱、他
CD(Acte Prealable AP-0218)

1.ムーレ/サンフォニー組曲第1番から「ガヴォット」
2.ケルビーニ/ホルン・ソナタ第1番ヘ長調
3.パーセル/トランペット・チューン
4.ムーレ/サンフォニー組曲第1番 から
      「メヌエット」「アレグロ」
5.ウェーバー/歌劇「魔弾の射手」より「狩人の合唱」
6.ヘンデル/「水上の音楽」より
     「序曲」「アラ・ホーンパイプ」
7.カリヨン
8.テレマン/トランペット協奏曲ニ長調より
9.ハイドン/ホルン協奏曲第2番ニ長調より第3楽章 

 ヤチェク・スモチンスキ(コルノ・ダ・カッチャ)
 クアルテット・ダ・カッチャ(1〜8) 
  アンナ・カチマレク(ヴァイオリン)
  ヘレナ・マトゥシェフスカ(ヴァイオリン)
  ユリア・ハナシュ(ヴィオラ)
  ツェツィリア・スタネツカ(チェロ)
 ヤン・ボクシュチャニン(オルガン)(9) 
  録音2010年11月(1〜8)
     2004年(9) 

  スモチンスキの2作目アルバムは弦楽四重奏を伴奏に演奏した編曲です。ケルビーニのホルン・ソナタ第1番は弦楽伴奏の作品ですから編曲はないようです。ハンドストップを使う音階はこもった音になりますが、最もホルンらしい演奏です。
 パーセルの「トランペット・チューン」は「トランペット・ヴォランタリー」同様有名な小品です。ウェーバーの「狩人の合唱」を弦楽伴奏でコルノ・ダ・カッチャのソロで演奏というのはユニークです。アレンジが入ります。
 「水上の音楽」からの2曲は楽しく聞かれます。ハイドンのホルン協奏曲だけがオルガン伴奏です。これは第2番の第3楽章のみの演奏です。遅めのテンポで雄大な演奏です。カデンツァもゆったりとしたものです。


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