エサ・タパニ

サッリネン/ホルン協奏曲
CD(cpo 999 969−2)

サッリネン/作品集
1.交響曲第4番Op49
2.交響曲第2番Op29「シンフォニック・ダイアログ」
3.ホルン協奏曲Op82「鐘とアリア」(2002)
4.壁の音楽Op7(1962)

  エサ・タパニ(ホルン)(3)
 マルティン・オラリード(パーカッション)(2)
  アリ・ラシライネン指揮
    ノールショピング交響楽団
  録音 2003年10月21&22日(1)
      2003年1月16〜18日(2&4)
      2003年10月30&31日(3)

 アウリス・サッリネンは1935年生まれのフィンランドの作曲家です。シベリウス・アカデミーでコッコネンやメリカントに作曲を学びました。4の「壁の音楽」は「ベルリンの壁」に衝撃を受けて書いた作品です。
 交響曲はさほど難解な作品ではありません。第2番は1972年の作品、第4番は1979年の作品です。
 ホルン協奏曲は2002年の作で、ペンティというアマチュアの85歳の誕生日に贈呈されたという逸話のある作品。「鐘とアリア」という副題があり、2楽章からできています。第1楽章では鐘が鳴ります。メロディーらしいフレーズが続きます。わりあい聞きやすい曲です。第2楽章は早いテンポでメロディーが流れます。タパニのホルンは確かなテクニックで安定した音色であり見事に吹いてくれました。


トップへ
戻る
前へ
次へ