ウォルフガング・トムベック
ウィンナ・ホルンズ&アート・オヴ・ブラス・ウィーン(2006) |
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CD(ORF ORF CD 483)
シュトラウス、シューベルト、ブラームスとのお散歩
1.J.シュトラウス/ハンガリー万歳Op332
2.シューベルト/最初のワルツOp9
3.J.シュトラウス/雷鳴と電光Op324
4.ハインリヒ・ブルックナー/スンネの秋
5.マーラー/原光〜「少年の不思議な角笛」より
6. 〃 /美しさをあなたが愛するなら
〜「最後の7つの歌」より
7.ブラームス/ヴィネタOp42−2
〜「3つの歌」より
8.ヘルメスベルガー/悪魔の踊り
9.民謡/ゴイセラー・ヨーデル
10.シューベルト/夜D983C
11.民謡/スティリアの3声のヨーデル
12.メンデルスゾーン/狩猟の歌Op59−6
13.ミッテルグラトネッガー/静かな湖
14.J.シュトラウス/山賊のギャロップOp378
15.ブラームス/森の夜Op62−3
〜「7つの歌」より
16.フランツ・シュミット/王様のファンファーレ
〜歌劇「フレディグンディス」より
17.ブルックナー/交響曲第4番変ホ長調より
スケルツォ
18.民謡/祈り
アート・オヴ・ブラス・ウィーン
(1〜4、8、9、11、14&17)
ハインリヒ・ブルックナー(トランペット)
ペーター・フリーヒャー(トランペット)
トーマス・ビーバー(ウィンナホルン)
エーリヒ・コイェダー(トロンボーン)
ジョナサン・サース(チューバ)
アロイス・グラスナー指揮
ウィンナ・ホルンズ
(5〜7、10、12、13、15〜18)
ウォルフガング・トムベック(ユングヴィルト製)
ヨゼフ・ライフ(ヤマハ製)
トーマス・ビーバー(ヤマハ製)
アルベルト・ハイツィンガー(ユングヴィルト製)
ワルター・ライトバウアー(ウィンナ・ホルン)
フランツ・オバーミュラー(ヤマハ製)
フランツ・ピックル(ヤマハ製)
トーマス・イェプシュトル(ヤマハ製)
ラファエル・シュテッフェルマイアー(ヤマハ製)
ヘルベルト・ペンツィンガー(ユングヴィルト製)
マルクス・オブマン(ユングヴィルト製)
ゲルハルト・クルマー(ユングヴィルト製)
クリストフ・ペハム(ユングヴィルト製)
トーマス・フィッシャー(ユングヴィルト製)
エドウィン・ファルク(ティンパニ)
録音 2006年4、6&7月
ウィンナ・ホルンズとアート・オヴ・ブラス・ウィーンの共同アルバムです。両者の共演はブルックナー1曲のみ。ウィンナホルンのトーマズ・ビーバーは両方のアンサンブルに所属しています。
アート・オヴ・ブラス・ウィーンの演奏は冒頭の「ハンガリー万歳」から圧倒されます。金管五重奏の演奏ながらホルンがウィンナホルンという他では考えられないアンサンブルです。この5人で聴くポルカやギャロップは超人的演奏ばかりです。
ウィンナ・ホルンズはほとんどが歌曲からのアレンジですが、ブルックナーの交響曲第4番「ロマンティック」のスケルツォをウィンナホルンと金管四重奏で吹くという恐ろしい演奏は驚きのアンサンブルです。ミュートをうまく使って弦楽器のパートを表現したり、本来のホルンの音を生かしながら見事なブルックナーになっています。さすがにこのブルックナーはトランペットが入らないとまとまりません。低音楽器が入って深い響きになりました。
マーラーの2曲も素晴らしく、前回もマーラーを1曲演奏していましたが、今回も深遠な響きで素晴らしいものになりました。 |
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