ウォルフガング・トムベック

ベートーヴェン/ホルン・ソナタ/ブラームス/ホルン三重奏曲
CD(NAXOS 8.557471)

1.ベートーヴェン/ホルン・ソナタ ヘ長調Op17
2.シューベルト/流れの上でD.943
3.シューマン/アダージョとアレグロOp70
4.ブラームス/ホルン三重奏曲変ホ長調Op40
  ウォルフガング・トムベック(ウィンナ・ホルン)(1〜4)
  ゲニア・キューマイアー(ソプラノ)(2)
  ヨハネス・トムベック(ヴァイオリン)(4)
  乾 まどか(ピアノ)(1〜4)
  録音 2003年11月10〜14日
          &12月4&10日   

 これはトムベックのソロ・アルバムです。ヴァイオリンのヨハネスは息子さんです。
 ベートーヴェンは勿論ですがシューベルトもウィンナ・ホルンで演奏しての録音は珍しいことです。シューベルトは聞き慣れた名曲ですがウィンナ・ホルンが自然に聞こえるのは当然かもしれません。シューベルトだからこそウィンナ・ホルンで聞くべきなのかもしれません。
 ベートーヴェンもシューマンもウィンナ・ホルンで吹くのは大変難しいはずですが、なんの苦もなく吹いてるかのように聞こえます。これはヘーグナーの音色よりもきれいです。
 ブラームスのトリオはヘーグナー、ストランスキーも録音してますが、トムベックも素晴らしい演奏です。乾まどかのピアノもきれいです。ヨハネス・トムベックとの3人のアンサンブルは調和のとれた息のよくあった演奏です。


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