オンドジェイ・ヴラベッツ

ダウンズ/ホルンとワーグナー・テューバのための音楽
CD(ARTESMON AS729−2)

ダウンズ/ホルンとワーグナー・テューバのための音楽
1.4本のホルンのためのソナタOp22
2.6本のホルンのための組曲Op69
3.8本のワーグナー・テューバのための
             5つの劇的小品Op80

 チェコ・フィルハーモニー・ホルン・セクション
 オンドジェイ・ヴラベッツ(ホルン&ワーグナー・テューバ)
                   (1〜3)
 ヤン・ヴォボジル(ホルン&ワーグナー・テューバ)(1〜3)
 スタニスラフ・スハーネク(ホルン&ワーグナー・テューバ)
                   (1〜3)
 ズデニェク・ディヴォキー(ホルン&ワーグナー・テューバ)
                   (1〜3)
 ペトル・ドゥダ(ホルン&ワーグナー・テューバ)(2&3)
 インドジフ・コラージュ(ホルン&ワーグナー・テューバ)
                 (2&3)
 ペトラ・チェルマーコヴァー(ワーグナー・テューバ)(3)
 イジー・ハヴリーク (ワーグナー・テューバ)(3)
   録音 2008年4月8&10日(1)
       2008年3月21日(2)
       2008年3月19&20日
            4月13日(3)

  このアルバムはアンドルーの父でホルン奏者のフランク・ダウンズを記念して録音されたものです。4本のホルンのソナタは1995年にイギリス・ホルン協会による委嘱作品。美しいアンサンブルが聞かれます。
 6本のホルンのための組曲は1999年、ウィンナホルン協会による委嘱で作曲されています。大変ロマンティックな作品でウィンナホルンで聴いたらまた違う響きになるでしょう。
 8本のワーグナー・テューバのための5つの劇的小品は2005年にチェコ・フィルハーモニー・ホルン・セクションのために作曲され、2005年10月18日に初演されています。彼らのための作品でありこの録音は世界初録音になります。ワーグナー・テューバはブルックナーの交響曲でおなじみの楽器ですが、この楽器だけで演奏されるのは珍しいです。ほとんどホルンと変わらない音色ですがこれほどの楽器が響くと素晴らしい音の世界が広がります。この3曲はホルン・アンサンブルの新たなレパートリーになることでしょう。


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