サラ・ウィリス

ロゼッティ/ホルン協奏曲ホ長調&2つのホルンのための協奏曲
CD(CPO 777 288−2)

ロゼッティ/ホルン協奏曲集
1.2つのホルンの為の協奏曲ヘ長調
      (MurrayC61/KaulV:49)
2.ホルン協奏曲変ホ長調
       (MurrayC48/KaulV:37)
3.ホルン協奏曲ホ長調
       (MurrayC50/KaulV:44)
4.2つのホルンの為の協奏曲変ホ長調より
       第2楽章:アンダンテ
      (MurrayC55Q/KaulV:54)

  クラウス・ヴァレンドルフ(ホルン)(1、2&4)
  サラ・ウィリス(ホルン)(1、3&4)
  ヨハネス・メーズス指揮
   マンハイム・プファルツ選帝候室内管弦楽団団
    録音 2006年12月19、20&22日

 ヴァレンドルフとサラ・ウィリスによるロゼッティの協奏曲第3集です。今回はソロの協奏曲が2曲、それぞれ吹き分けています。ヴァレンドルフの吹いている変ホ長調の協奏曲はフランコウムの録音した第1番と同じ曲です。ヴァレンドルフは速めのテンポで吹いています。サラ・ウィリスが吹いているホ長調の協奏曲はタックウェルが録音した曲と同じでした。サラ・ウィリスの演奏はタックウェルのように素晴らしく、そのタンギングのうまさは完璧で申し分ありません。2つのホルンのための協奏曲ヘ長調は第1番と呼ばれる曲で、アイファー・ジェイムズらの録音した曲と同じでした。最後のアンダンテはティルシャル兄弟が1989年に録音した変ホ長調の曲の第2楽章でした。収録時間にはたっぷり余裕がありますので全曲の録音をして欲しかったです。(なお、ホルン協奏曲変ホ長調とホ長調はCDには順序がホ長調、変ホ長調と逆に記載されていますが、ミスプリントです。) 


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