ズデニェク・ティルシャル

モーツァルト/ディヴェルティメント第10番ヘ長調

CD(チェコ・スプラフォン 11 1523−2)

 モーツァルト/ディヴェルティメント第10番
                    ヘ長調K247
  ズデニェク・ティルシャル(ホルン)
  ベトジヒ・ティルシャル(ホルン)
  シュターミッツ四重奏団
    録音 1991年1月29日〜2月2日

 このCDはティルシャル兄弟がシュターミッツ四重奏団とモーツァルトの「2つのホルンと弦楽四重奏のためのディヴェルティメント」を録音した3曲の中の1曲です。モーツァルトはこの組み合わせで3曲(10番、15番、17番)作曲しています。
 10番は15番や17番のように耳慣れたメロディーがありませんので私はほとんど聞きません。これはエルンスト=ロドロン伯爵のために書かれたそうです。野外でも室内でも演奏したのでしょう。食事時やくつろぎのときのBGMかと思います。
 この曲ではあくまでも主役は弦楽四重奏で、2つのホルンは和音と音の厚みを作るために使われているようです。


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