ズデニェク・ティルシャル
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CD(OPUS 9151 1096)
ハイドン&プエイエル/協奏交響曲集
1.ハイドン/ヴァイオリン、チェロ、オーボエと
ファゴットのための協奏交響曲変ホ長調
2.プレイエル/フルート、オーボエ、ファゴットと
ホルンのための協奏交響曲第5番ヘ長調
ヨゼフ・コペルマン(ヴァイオリン)(1)
ユライ・アレクサンデル(チェロ)(1)
ローター・コッホ(オーボエ)(1&2)
クラウス・トゥーネマン(ファゴット)(1&2)
ミロシュ・ユルコヴィチ(フルート)(2)
ズデニェク・ティルシャル(ホルン)(2)
ボフダン・ヴァルハル指揮
スロヴァキア室内管弦楽団
録音1980年10月
このアルバムはスロヴァキアのオーパス・レーベルの録音です。チェコ・スロヴァキア時代の録音ですがオーボエはドイツの名手ローター・コッホ、ファゴットもドイツの巨匠トゥーネマンを迎えての名演です。
ハイドン唯一の協奏交響曲は弦楽器と管楽器2本ずつの組み合わせです。ソロが多い交響曲のような作品です。変ホ長調という明るい響きは管楽器とティンパニがよく響く名曲です。
プレイエルはモーツァルトよりも1歳若いオーストリアのピアニスト兼作曲家でハイドンの弟子ですが、この協奏交響曲はむしろモーツァルト風です。4つの管楽器がハーモニーを作ったりソロを吹くなど実に楽しい作品です。フルート、オーボエ、ホルンのからみあいなど実に素晴らしい演奏です。ティルシャルは45歳の時の演奏でその美しいホルンはなんともいえない魅力があります。この曲はどんどん録音されても良いと思います。 |
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