フィリップ・マイヤーズ

モーツァルト/ホルン協奏曲第2番変ホ長調
CD(Fkm FKM−CDR−294)

ロリン・マゼール/ライヴ録音集
1.プロコフィエフ/ピアノ協奏曲第4番
        変ロ長調Op53〜左手のための
2.モーツァルト/ホルン協奏曲第2番変ホ長調 K417
3.ファリャ/バレエ音楽「恋は魔術師」より

  レオン・フライシャー(ピアノ)(1)
  フィリップ・マイヤーズ(ホルン)(2)
  ロリン・マゼール指揮
   ニューヨーク・フィルハーモニック
   録音 2008年12月11&12日ライヴ

 マゼール指揮のニューヨーク・フィル定期ライヴです。プロコフィエフのピアノ協奏曲第4番は左手のための作品ですが、これは第一次大戦で右手を失ったピアニスト、ヴィットゲンシュタインのために作曲されたものの演奏されなかった曰く付きの名曲です。フライシャーは神経障害により1965年以来右手が使えなくなり、40年間左手のピアニストとして活動していましたが、新しい治療法で右手が使えるようになり、2004年には両手で演奏した「Two Hands」が発売されました。
 この演奏会ではフライシャーが左手の協奏曲を弾いており、大変感動的な演奏になりました。第2楽章:アンダンテの情感豊かな演奏はこれほど美しい曲だったのかと感動させるものでした。
 マイヤーズのモーツァルト2番の協奏曲は大柄なマイヤーズからこぼれ出るやわらかなホルンの音に惹かれます。きれいなレガート奏法による演奏でモーツァルトの楽しい音楽を堪能させてくれます。時にビヴラートをきかせていて余裕の演奏といえるでしょう。
 「恋は魔術師」は抜粋で「火祭りの踊り」を含みます。演奏は素晴らしいの一言です。


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