ハンス・ピツカ
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CD(HANS PIZKA HPE−CD08)
ハンス・ピツカ・ライヴ・イン・コンサート
1.ブリテン/テノール、ホルンと弦楽のための
セレナードOp31
2.グリエール/ホルン協奏曲変ロ長調Op91
3.R・シュトラウス/ホルン協奏曲第2番変ホ長調
ハンス・ピツカ(ホルン)(1&2)
〃 (ウィンナホルン)(3)
アルギルダス・ヤヌタス(テノール)(1)
テルイェ・ミケルセン指揮
リトアニア国立交響楽団(1)
ジリ・ミクラ指揮
モラヴィア・フィルハーモニー管弦楽団(2)
クルト・ウェス指揮
リンツ・ブルックナー管弦楽団員(3)
録音 1997年2月1日ライヴ(1)
1997年2月27日ライヴ(2)
1964年9月11日ライヴ(3)
ハンス・ピツカの演奏会ライヴです。ブリテンはピツカがかなり自由な解釈でホルンを演奏しています。つまりアドリブでテンポを動かしています。ピツカらしいブリテンです。演奏は完璧です。
グリエールのホルン協奏曲はこの難しい曲をすらすら吹いています。カデンツァはヘルマン・バウマンのものを吹いています。初めて聴いたときに聴いたことのあるカデンツァだと思いましたが、すぐにバウマンのカデンツァとわかりました。どっしりとした風格のある演奏です。
R・シュトラウスのホルン協奏曲第2番は1964年9月11日の演奏でモノラル録音ですが、ここでピツカはウィンナホルンを吹いています。リンツで吹くにあたってウィンナホルンを選んだのはさすがです。大変見事な演奏です。なお、このリンツのオーケストラの弦の響きにはうっとりました。実にきれいです。 |
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