デイヴィッド・パイアット
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CD(EMI−Eminence 7243 5 65899 2)
1.ブリテン/イリュミナシオンOp18
2. 〃 /夜想曲Op60
3. 〃 /セレナードOp31
デイヴィッド・パイアット(ホルン)(2、3)
ジョン・マーク・エインズリー(テノール)(1〜3)
ニコラス・クレオバリー指揮
ブリテン・シンフォニア
録音 1995年9月26日〜29日
イリュミナシオンは弦楽伴奏の歌曲として名曲です。エインズリーのテノールはきれいな響きで素晴らしい演奏です。
夜想曲は8つの曲で構成される歌曲、第2曲ではファゴット、第3曲ではハープがソロ楽器になります。、第4曲でホルンを吹くパイアットの演奏は素晴らしく、大変良い響きです。ゲシュトップもきれいです。第5曲のティンパニ、第6曲のイングリッシュ・ホルンもまた良い響きです。第7曲で聴かれフルートとクラリネットの演奏はこれも聞きものです。
セレナードはパイアット21歳の時の録音です。ブレインも同じくらいの年に演奏してました。プロローグは見事な演奏です。第2曲「パストラール」は甘い音がブレインを彷彿させます。テクニックも強弱も完璧です。第3曲「ノクターン」はエインズリーのテノールが甘い声で驚きましたが、パイアットのホルンも見事な演奏です。第4曲「エレジー」は済んだ響きのホルンが聴きものです。第6曲「賛歌」での速いフレーズの演奏は見事でブレインの演奏を思わせます。まさにブレインの再来と言われるに相応しい演奏です。 |
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