ゲルト・ザイフェルト
シューマン/4つのホルンのためのコンツェルトシュテュック |
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CD(EMI TOCE-9681)
LP(EMI EAC-80552)
1. シューマン/交響曲第3番変ホ長調「ライン」
2. 〃 /4つのホルンのための
コンツェルトシュテュック
ノルベルト・ハウプトマン(ホルン)
マンフレート・クリエール(ホルン)
クリストフ・コーレル(ホルン)
ゲルト・ザイフェルト(ホルン)
クラウス・テンシュテット指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音 1978年10月17&18日
この録音は実はテンシュテットのデビュー・レコードでした。1926年東ドイツに生まれたテンシュテットは71年にスウェーデン放送、その後西ドイツのキール歌劇場、1974年からはアメリカ、カナダのメジャー・オーケストラで成功を納め、ロンドン・デビューしてから日本でも注目されました。このレコーディングをしたとき52歳でした。
シューマンのラインはベルリン・フィルとしてはカラヤンに次ぐ録音でした。ベルリン・フィルのホルン・セクションと管楽器の作り出す響きはやはり素晴らしいものです。
コンツェルトシュテュックはベルリン・フィルでは初めての録音でこの4人のホルン奏者は当時のベルリン・フィルの看板でした。ハウプトマンには唯一の録音です。トップを吹いているようです。テンポはやや速めですが息のぴったり合った演奏はさすがに凄いものです。この演奏の水準の高さは最高級でしょう。第3楽章の演奏も見事でオーケストラの響きも豊かです。
なお、CDのデータ1983年4月21&22日は間違いです。上記LPのデータが正しいです。 |
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