マイケル・トンプソン

メイソン/ホルンとトロンボーンのための二重協奏曲
CD(BRIDGE BCD 9045)

ベネディクト・メイソン/作品集
1.弦楽四重奏曲第1番(1987)
2.ホルンとトロンボーンのための二重協奏曲(1989)
3.Self-Referential Songs and Realistic Virelais (1990)

  アルディッティ弦楽四重奏団(1)
  マイケル・トンプソン(ホルン)(2)
  デイヴィッド・パーサー(トロンボーン)(2)
  ディエゴ・メイソン指揮
    ロンドン・シンフォニエッタ(2)
  クリスティーン・ウィトルシー(ソプラノ)(3)
   インゴ・メッツマッハー指揮
    アンサンブル・モデルン(3)
   録音 1993年6月6&7日(1)
       1992年3月22日(2)
       1990年12月9日(3)

 メイソンの作品はかなり難解な作品です。弦楽四重奏の冒頭から高域の音が響いてびっくりします。
 ダブル・コンチェルトはオーケストラがにぎやかで、その中にホルンとトロンボーンの音が響くといった曲です。メロディーらしきものはほとんどありません。19分あまりの演奏時間です。かなり過激な現代作品。
 3曲目はソプラノと室内アンサンブルのための作品です。管楽器の音が鳥の歌に聞こえたりしてなかなか楽しめる作品です。ソプラノは歌というより「叫び」のような感じがします。


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