マイケル・トンプソン

ブリテン/セレナードOp31(1988)

CD(Chandos CHAN 8657)

ブリテン/声楽作品集
1.イリュミナシオンOp18〜ソプラノと弦楽
2.4つのシャンソン〜ソプラノと管弦楽
3.セレナードOp31〜テノール、ホルンと弦楽

   フェリシティ・ロット(ソプラノ)(1&2)
   アントニー・ロルフ・ジョンソン(テノール)(3)
   マイケル・トンプソン(ホルン)(3)
    ブライデン・トムソン指揮
    スコットランド・ナショナル管弦楽団
    録音 1988年8月8&9日

 これはブリテンの声楽作品集です。まず冒頭のイリュミナシオンの弦楽の響きの美しさに耳を奪われました。トムソンのセンスの良さでしょう。ロットのソプラノも美しいです。
 さてセレナードですがトンプソンの1回目の録音でした。ジョンソンの歌唱もさることながらトンプソンのホルンがいいですね。イギリスのホルンの音です。タックウェルやブレインを彷彿させます。パストラールの響きはほんとにきれいです。やや遅めのノクターンではホルンに負けずに弦の刻み音がきれいに響きました。半音のエレジーは高音の音は割らずにきれいに響きます。いい音ですね。やはりこの曲はイギリスのホルンで聴くのが一番です。ジーグと讃歌は完璧な演奏です。


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