クラウス・ヴァレンドルフ
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CD(MD+G MDG 301 0515-2)
アントン・ライヒャの室内楽作品集
1.ホルン五重奏曲ホ長調Op106
2.グランド四重協奏曲変ホ長調Op104
コンソルティウム・クラシクム
クラウス・ヴァレンドルフ(ホルン)(1)
アンドレアス・クレヒャー(ヴァイオリン)(1)
G・グンナルスドッティル(ヴァイオリン)(1)
クリスティアーヌ・ヘール(ヴィオラ)(1)
マルティン・メンキング(チェロ)(1)
ユルゲン・ノーマン(コントラバス)(1)
コルネリア・ブランドカンプ(フルート)(2)
カール=オットー・ハルトマン(ファゴット)(2)
アルミン・フロム(チェロ)(2)
トーマス・ドゥイス(ピアノ)(2)
録音1994年5月
1998年10月26&27日
このアルバムはコンソルティウム・クラシクムによるライヒャの室内楽作品の中の1枚です。
ヴァレンドルフがソロを吹くホルン五重奏曲はヴァレンドルフのソロとしては数少ない録音のひとつですが、ドイツのホルンをたっぷり堪能できます。ライヒャのホルン五重奏曲はバウマン、バボラークなど6種類ほどの録音がありますが、このヴァレンドルフほどきれいな演奏はないでしょう。透明感のあるホルンがドイツの森を思わせます。第4楽章ではホルンとヴァイオリンの掛け合いが素晴らしいです。改めて名曲と関心させられます。
2曲目の「Grand quatuor concertant」はフルート、チェロ、ファゴットとピアノのための作品で35分を超える大曲です。4つの楽器が協奏曲のように演奏します。各楽器には歌うメロディーが多く、ライヒャの美しいメロディが流れます。フルートの作品が多いライヒャだけにフルートの歌がきれいです。 |
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