サボルチ・ゼンプレーニ
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CD(BAYERN Klassik 番号無し)
2005年ミュンヘン国際コンクール入賞者
1.モーツアルト/2台のピアノのための協奏曲
変ホ長調K365
2.エルガー/チェロ協奏曲ホ短調
3.R・シュトラウス/ホルン協奏曲第2番変ホ長調
ヴィクトル&ルイス・デル・バジェ
(ピアノ・デュオ) (第2位)(1)
チョウ・チン(チェロ)(第1位)(2)
サボルチ・ゼンプレーニ(ホルン)(第1位)(3)
ミュンヘン室内管弦楽団(1)
ヤコフ・クライツベルク指揮
バイエルン放送交響楽団(2&3)
録音 2005年9月15日ライヴ(1)
2005年9月16日ライヴ(2&3)
2005年ミュンヘン国際コンクールの入賞者による録音です。 ピアノ・デュオ部門、チェロ部門とホルン部門の最高位になります。
モーツアルトの2台のピアノのための協奏曲を演奏するのはスペインのピアノデュオです。モーツァルトは2台のピアノのための協奏曲を1曲作曲していてピアノ協奏曲第10番になります。3つの楽章で構成されています。モーツァルト24歳の作品は明るく生き生きとした音楽でピアノの響きが溶け合ってよい響きです。
エルガーのチェロ協奏曲を演奏するチョウ・チンは中国出身のチェリスト、チェロ部門第1位の成績でした。名曲エルガーのチェロ協奏曲は豪快なチェロのソロに始まります。ドヴォルザークのチェロ協奏曲と共に人気の高い作品です。親しみやすい主題が美しく、一度聞いたら忘れられない名曲です。4つの楽章で構成されています。
リヒャルト・シュトラウスのホルン協奏曲第2番を演奏するサボルチ・ゼンプレーニはハンガリーのホルン奏者です。ホルン部門の第1位でした。このホルン協奏曲第2番は冒頭からホルン・ソロで始まる名曲ですが演奏が大変難しい作品です。この作品を滑らかにすらすら演奏するゼンプレーニの腕には驚きます。コンクールでこれほどまでに表現力豊かに演奏するとは驚きです。音色の明るさ、美しさ、きれいなレガートと申し分のない演奏です。第2楽章は良い響きで滑らかな演奏です。第3楽章はロンド楽章の軽快な演奏に勢いがあります。力まず滑らかな演奏は素晴らしいものです。優勝も納得の演奏です。 |
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