ヴラディミラ・クランスカ

モーツァルト/ホルン五重奏曲変ホ長調K407
CD(Praga Da Camera PRD 350 023)

モーツァルト/室内楽集
1.ディヴェルティメント第11番ニ長調K251
2.オーボエ四重奏曲ヘ長調K370
3.アダージョ ハ長調K580a
4.ホルン五重奏曲変ホ長調K407
  チェコ・ノネット
  イルジー・クレイチー(オーボエ)(1&2)
       〃     (イングリッシュホルン)(3)
  ヴラディミラ・クランスカ(ホルン)(1&4)
  プラザーク四重奏団(4)
  録音 1995年9月2日(1)
      1995年7月4日(2&3)
      1995年6月24日(4)

 ウラディミラ・クランスカはクランスカ=ボウハロヴァーという長い姓をもつチェコの女流ホルン奏者です。チェコ・ノネットのメンバーです。音色は明るくやわらかな響きをだしてきれいなモーツァルトです。五重奏の演奏としては十分楽しめる演奏で、タンギング、レガートがスムーズです。これがプラハのモーツァルトでしょう。
 オーボエ四重奏の美しさは見事、そのクレイチーがイングリッシュホルンに持ち替えたアダージョはヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとの四重奏です。1曲目のディヴェルティメント第11番がメインですが、これが見事なアンサンブルをきかせています。


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