マンフレート・クリエール

モーツァルト/音楽の冗談(1969)

LP(PHILIPS SFX-7933)
CD(DECCA PROC−1042)

1.ハーゼンエール/
     もうひとりのティル・オイレンシュピーゲル
2.モーツァルト/音楽の冗談K522
3.ロッシーニ/弦楽のためのソナタ第6番ニ長調
4.  〃   /弦楽のためのソナタ第1番ト長調
  ベルリン・フィルハーモニー八重奏団
   アルフレート・マレチェック(ヴァイオリン)(1〜4)
   エミール・マース(ヴァイオリン)(2〜4)
   土屋 邦雄(ヴィオラ)(1&2)
   ペーター・シュタイナー(チェロ)(1、3&4)
   ライナー・ツェペリッツ(コントラバス)(1、3&4)
   ヘルベルト・シュテール(クラリネット)(1)
   ホルスト・レムケ(ファゴット)(1)
   ゲルト・ザイフェルト(ホルン)(1&2)
   マンフレート・クリエール(ホルン)(2)
     録音 1969年6月23〜27日
      ベルリン/グリューネヴァルト教会

 このアルバムはベルリン・フィルハーモニー八重奏団の演奏です。ザイフェルトのホルンが冴え渡ります。CDは2009年待望のCD化でした。2009年からはレーベルがDECCAに変わっていますが、原盤はフィリップスの録音です。R・シュトラウスの交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」を室内楽版に編曲したハーゼンエールの曲は六重奏でティルを演奏したものです。ザイフェルトの完璧なホルンが全曲にわたり響きます。
 音楽の冗談は1979年にもアマデウス四重奏団と録音していますが、こちらの演奏のほうが面白いです。ザイフェルトとクリエールのコンビはやはり凄いです。
 ロッシーニの弦楽のためのソナタは2つのヴァイオリン、チェロとコントラバスという組み合わせで演奏されます。ロッシーニの室内楽作品のなかでも傑作です。弦楽合奏で聞くと大変きれいです。


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