水野信行は6歳からヴァイオリンを学び、ホルンは高校の時から吹き始めています。
1970〜75年までドイツのデトモルト音大で学び、ホルンはM・ツィラーとミヒャエル・
ヘルツェルに師事しました。卒業後はヘルマン・バウマンとペーター・ダムに師事、
また1973年には西ドイツ・ホッホシューレ音楽コンクールのホルン部門で第2位に
入賞しています。
1975〜80年までドイツのアーヘン市立歌劇場の首席奏者、1980〜84年まで
バンベルク交響楽団の副首席奏者、1985年から2003年まで第1首席奏者をつと
めました。バンベルク響で23年活躍する一方で、サイトウキネンと水戸室内の首席
ホルン奏者もつとめています。帰国後は東京音楽大学で後進の指導にあたっていま
す。 |