松崎 裕
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CD(MEISTER MUSIC MM−1143)
1.シューマン/アダージョとアレグロ
2.F・シュトラウス/オリジナル・ファンタジー
3.R・シュトラウス/アンダンテ
4.グラズノフ/夢Op24
5.ダマーズ/パヴァーヌ・ヴァリエ
6.グリエール/間奏曲Op35−11
7.プーニョ/ホルンのためのソロ
8.ハイデン/ホルン・ソナタ
松崎 裕(ホルン)
広海 滋子(ピアノ)
録音 2003年4月24&25日
これは前作から丁度1年後に録音されました。冒頭のアダージョとアレグロからして、かつて聴いた中でもトップクラスの演奏です。F・シュトラウスではまるでタックウェルのようなイントネーションで吹いており、彼の世界に思わず引き込まれてしまいます。今までたくさんのホルンのCDを聴いてきましたが、世界の松崎になっているのは確かです。何度聴いても素晴らしい演奏です。
R・シュトラウスの「アンダンテ」は重みのある作品で録音が多い作品ですが良い響きを出しています。
ダマーズの「パヴァーヌ・ヴァリエ」はフランスのホルン作品でたびたび演奏される小品です。ラウル・プーニョの「ホルンのためのソロ」はパリ音楽院の卒業試験の課題曲としてかかれたそうですが、この作品も同じく課題曲として書かれた「ヴィラネル」やボザの「森にて」同様に易しくない作品です。
ベルンハルト・ハイデンはドイツ生まれの作曲家ですが、アメリカに亡命しており「ホルン・ソナタ」は1939年にアメリカで作曲されました。
今回はドイツ、フランス、ロシアの作曲家による作品ですが、どの作品も名演奏です。 |
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