ケリー・ターナー

シューマン/コンツェルトシュテュック、他(2003)
CD(NAXOS 8.557747)

4つのホルンのための協奏曲集
1.シューマン/4つのホルンのための 
   コンツェルトシュテュック ヘ長調Op86
2.ヘンデル/協奏曲ヘ長調
3.テレマン/序曲ヘ長調(アルスター組曲)
4.ハイドン/交響曲第31番「ホルン信号」

 アメリカン・ホルン・カルテット
 デイヴィッド・ジョンソン(ホルン)
 チャールズ・パットナム(ホルン)
 ケリー・ターナー(ホルン)
 ジョフリー・ウィンター(ホルン)
 ダリウシュ・ヴィシュニエフスキ指揮
  シンフォニア・ヴァルソヴィア
  録音 2003年7月18〜20日 

 アメリカン・ホルン・カルテットが協奏曲を演奏となれば真っ先にシューマンを選ぶのは当然でしょう。超絶技巧の曲を何の苦もなく吹いてしまう彼らにとってはお手の物でしょう。オーケストラも文句なしで、この演奏は見事という他ありません。3楽章後半と最後に数小節の新しいフレーズが挿入されています。
 ヘンデルは王宮の花火の音楽の序曲から始まる協奏曲です。テレマンの序曲は9曲からなる組曲で4本のホルンと管弦楽の為の曲です。大変楽しい曲で、アナログ時代にギュンター・ケール/マインツ室内管弦楽団が名演奏を残しています。
 最後のハイドンの「ホルン信号」は有名です。ここでは4本のホルンが大活躍しています。


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