ミクローシュ・ナジ

シュペルガー/ホルン協奏曲、ホルン四重奏曲
CD(HUNGAROTON HCD31856)

シュペルガー/ホルン作品集
1.ホルン協奏曲ニ長調
2.ホルン協奏曲変ホ長調
3.ホルン四重奏曲変ホ長調
4.狩の音楽〜2つのホルンの為の12の二重奏曲
  ミクローシュ・ナジ(ホルン)(1〜4)
  ヴィルモシュ・サバディ(ヴァイオリン)(3)
  ペーター・バーソニー(ヴィオラ)(3)
  ジェルジ・ケルテス(チェロ)(3)
  マールトン・ラーツ指揮
    エルドーディ室内管弦楽団(1&2)
   録音 2001年3月4〜8日及び
            8月8&21日

 シュペルガーは1750年ボヘミア生まれのコントラバス奏者でした。シュペルガーのホルン協奏曲はペーター・ダムが変ホ長調を録音して知られることとなりました。ニ長調はギュトラーがコルノ・ダ・カッチャで録音しています。他の2曲はこのCDが世界初録音となります。
 ニ長調の協奏曲はコルノ・ダ・カッチャの為の協奏曲で超高域の音がたくさんありますので、ナジはシュミットのフル・トリプル・ホルンを使用して低音から超高音まで出しています。このニ長調も変ホ長調でも耳が痛くなるほど高い音を出しています。
 ホルン四重奏は4楽章からなる作品です。高域の倍音をかなり使っています。この曲はアンサンブルで、ヴァイオリンのソロも多いです。最後の「狩の音楽」はホルン二重奏のための作品で、ナジが二重録音しています。楽しい曲です。 


トップへ
戻る
前へ